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【研究成果】 当社製薬研究所 中井、琉球大学 城森先生らの共同研究成果を「第71回年会日本生薬学会」にてポスター発表します

2025.08.05

スペラファーマ製薬研究所の中井啓陽は、琉球大学との共同研究成果を、9/14 (日)-15 (月・祝)に崇城大学にて開催される「第71回年会日本生薬学会」にてポスター発表いたします。

 

第71回年会日本生薬学会
   日 程: 2025年9月14日(日)~15日(月・祝)
   会 場: 崇城大学 薬学部キャンパス(熊本市)

 

★ポスター発表

    演 題: Novel amphilectenes and related diterpenoids with anti-HBV activity
////////////////////////////from Okinawan marine sponge Stylissa sp.             

    演 者: 〇Tyas, Trianda Ayuning1, Sharma, Hari A1, 林 康広2, 中井 啓陽3, 安元 加奈未4, 廣瀬 美奈5,

                           田中 淳一1, 城森 啓宏1

        (1 琉球大院理工, 2 宮崎大農, 3 スペラファーマ(株), 4 東京理大薬, 5 トロピカルテクノプラス)

概 要:沖縄産海綿Stylissa sp.由来の新規Amphilectene系化合物は、得られるサンプル量が極めて少なく、また軽元素のみで構成される骨格を持つため、従来の単結晶X線構造解析では絶対立体配置の決定が困難でした。そこで、当社スペラファーマの3D ED/MicroED技術を適用した結果、極微量の試料から迅速かつ確実に絶対立体配置を決定することに成功しました。
本化合物は、B型肝炎ウイルスに対して有効なシード化合物であることが判明しており、創薬研究における基盤である「構造決定」にMicroED技術を応用することで、研究の進展を著しく加速できることが示されました。

 

本研究の成果は、創薬研究における「構造決定」の重要性と、MicroED技術の有用性を示すものです。スペラファーマでは、3D ED/MicroED技術を用いた極微量の天然物の構造解析はもちろんのこと、結晶多形、製剤中のAPI、塩/共結晶、金属錯体、代謝物など、多様な化合物の構造解明をサポートしています。

正確な構造情報をスピーディにご提供することで、皆様の研究・開発課題の解決を力強く支援しています。

 

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