2026.02.05
ウェビナー企画第23弾:
MicroED結晶構造解析の基礎と応用パート3
~ニトロソアミン類、特に近年製薬業界で問題視される“NDSRIs”の構造決定におけるMicroEDの有用性~
【開催日時】 2026年2月26日(木) 11:00~11:45
【実施方法】 オンライン (Microsoft Teams)
こんな方におすすめ!
▶ ニトロソアミン類(特にNDSRIs)のリスクアセスメント関連業務において課題がある(プロジェクトが前に進まない)研究者・品質担当者
▶ 創薬・原薬プロセス開発の構造評価を担当し、構造決定の難航により次の実験へ進めず課題を抱えている研究者
▶ 極微量成分や混合物の構造決定に悩んでいる研究者
▶ 結晶多形制御など、選択的晶析法の開発に日々従事されている研究者
▶ 天然物の構造決定に取り組む研究者で、結晶サイズが小さい・微量のためX線回折では構造決定できず悩んでいる方(モノ取り屋さん)
タイトル
MicroED結晶構造解析の基礎と応用パート3 ~ニトロソアミン類、特に近年製薬業界で問題視される“NDSRIs”の構造決定におけるMicroEDの有用性~
ウェビナー概要
2024年4月より、当社は3D ED/MicroED微結晶構造解析の受託サービスを開始し、これまでに「MicroED結晶構造解析の基礎と応用」シリーズ Part 1・Part 2 を開催してまいりました。どちらも大変ご好評をいただき、このたびシリーズ Part 3 を開催する運びとなりました。
今回のテーマは、「ニトロソアミン類、特に近年製薬業界で問題視される“NDSRIs”の構造決定におけるMicroEDの有用性」です。最新の研究実績を交えて解説いたします。
医薬品に対する NDSRIs(Nitrosamine Drug Substance-Related Impurities)混入のリスクアセスメントにおいて、リスクありと判定された場合には、当該物質を自社で合成する、もしくは市販標品を購入し、分析法開発に供する必要があります。
しかし、
• 市販標品であっても、実はニトロソ基の位置異性体であることがある
• 独自に合成した場合、ニトロソ基はNとOのみで構成されるため、ルーティンで使用する¹H-若しくは¹³C-NMR では直接的な構造決定が不可能
• 高含窒素医薬品に由来するNDSRIs では、どの窒素がニトロソ化されたのかを HMBC スペクトルから判断するのが極めて難しい
といった課題があり、合成現場ではMSを基盤とした “推定” の判断をせざるを得ない状況が続いています。
さて、MicroED には以下のような分析上の利点があります
① ナノメートル厚の微小結晶でも容易に測定可能
② 制限視野電子回折により、結晶性混合物の中から目的結晶のみを選択して測定可能
③ 電子線と結晶の強い相互作用により、測定が高速
本ウェビナーでは、特に ③の「圧倒的な測定速度」 を最大限に活かし、従来は NMR や MS による “推定” に依存していた NDSRIs の構造を短時間で決定した事例をご紹介します。さらに、反応液を直接解析する、多成分の一挙構造解析についてもご紹介いたします。合成化学者にとっても非常に興味深い内容となっておりますので、ぜひウェビナーへご参加ください。
開催要項
開催日時: 2026年2月26日(木) 11:00~11:45
参 加: 無料
お申込み: 以下の申し込みボタンよりお申込み下さい。
会 場: Teamsによるウェビナー開催
ご 注 意 : セミナー中の録音、撮影、資料の無断転用はご遠慮下さい。
本ウェビナーは製薬企業・研究機関の方を主な対象としております。内容の性質上、同業他社様にはご参加をお控えいただく場合がございますので、あらかじめご了承ください。
都合により、企画内容が変更となる場合がありますのでご了承ください。
講師紹介
中井 啓陽
スペラファーマ株式会社
大阪研究センター 製薬研究所 サイエンティスト
2015年明治薬科大学大学院薬学研究科博士後期課程修了後、北興化学工業(株)に入社。2017年東北医科薬科大学博士研究員 (加藤正教授)、2018年岡山大学薬学部医歯薬学総合研究科助教 (好光健彦教授)、2019年明治薬科大学博士研究員 (齋藤直樹教授)、2020年岩城製薬(株)合成技術研究部, 2021年より会社改組等によりスペラファーマ(株)へ出向し現在に至る。精密有機合成化学、晶析工学を基盤とした各種低分子医薬品のプロセス開発をメイン業務とし、単結晶X線構造解析、MicroED結晶構造解析の技術構築をリードしている。
ご質問などございましたら、お気軽にお問合せ下さい。
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