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弊社製薬研究本部の研究者が著者として執筆した原薬プロセス研究に関する論文がアメリカ化学会(ACS)の化学雑誌Org. Process Res. Dev.に掲載されました

2017.12.19

弊社製薬研究本部の池本が著者の一人として執筆した以下の原薬プロセス研究に関する論文が掲載されました。

http://pubs.acs.org/doi/10.1021/acs.oprd.7b00313

タイトル: Development of a Practical Synthesis of a Peripherally Selective Noradrenaline Reuptake Inhibitor Possessing a Chiral 6,7-trans-Disubstituted-1,4-oxazepane as a Scaffold
雑誌: Org. Process Res. Dev., 2017, 21 (12), pp 2001–2011
著者: Kazuhisa Ishimoto*, Kotaro Yamaguchi*, Atsushi Nishimoto*, Mika Murabayashi*, and Tomomi Ikemoto** (Takeda Pharmaceutical Company, Ltd., ** SPERA PHARMA, Inc)
本論文では,原薬プロセス研究(武田薬品ファーマシューティカル・サイエンスでの研究)の一つとして、末梢選択的ノルアドレナリン再取り込み阻害作用を有する化合物の6,7-ジ置換1,4-オキサゼパン中間体を高いジアステレオ選択的かつ高光学純度で合成する実用的な方法が報告されています。
今回の論文報告のような新規なキラルなscaffoldの効率的な合成法開発をはじめとして、原薬プロセス研究開発に関する技術と経験はSPERA PHARMAの強みの1つです。SPERA PHARMAはお客様が抱えている合成上の課題解決や最適な合成法の提案を行い,創薬研究開発の迅速化に貢献したいと考えています。

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